自作する人のための
   自作DOS/V 作成マニュアル
                   参考ていどにしかならんかも・・・ 

                        99−12−06 

ご注意:

        
 
組み立てる前に注意!!
 
 
必要な工具など  (本キットには入っていません。別途お求めください)
プラスドライバー  (先の長い物、磁気を帯びたものの方が便利です)
ラジオペンチ   (ケース不要部分の除去、ジャンパー設定にも使用できます)

   軍手          (作業中の手の保護・ 静電気防止用だと最適です)

   インシュロック    (ケーブル類を束ねるのに使用します)

 

 
 

1.CPU、CPUファン、メモリをマザーボード(M/B)に取り付ける

 
CPU、メモリ、PCカードの伝導部分であるメッキの部分は極力触らない様にしてください。手垢や油等が付きそこからカビが発生し絶縁不良の原因になります。
@ CPUの取り付け

A. CPUをマザーボードに差し込む

 CPUには向きがあります。CPUがしっかり奥まで装着されないとマシンが正常に機能しません。
(ソケット7のCPUには角のかけている所が1個所あります。これをマザーボードのソケットにある角のかけている部分にあわせます)・・・向きが違うとピンが入りません。
無理に力を入れないように!!CPUのピンを破損する事が多くあります。
マザーボードのソケット部分     シリコングリス塗布の図
←(SOCKET7) 
CPU裏面
(補足) シリコングリスはCPUとCPUファンの微少な隙間を埋め放熱効果を高めるためのものですので、あまり多めに塗らないようにします。
 
 
B. CPUの外部クロック・倍率・電圧を設定する
マザーボードのマニュアルでジャンパの位置を確かめ、CPUにあわせてジャンパを設定します。(たいていマザーボードの表面には一覧表が印刷されています。マニュアルと基盤のバージョンがまれに異なることがあるので、必ずマザーボード上の印刷を確認しましょう!)
ジャンパ−ピンの設定例(一部:ASUS P5Aの設定を参考にしました)

 @、クロック設定のジャンパーピン  A、倍率設定のジャンパーピン   B.電圧設定のジャンパーピン

 設定方法はマザーボードのマニュアルに図入りで説明されています(上図は大体このようにマニュアルに記載されているという参考です。ジャンパ−ピンの組み合わせはマザーボードによって全く異なりますのでこの図に頼らず必ずお手持ちのマニュアルを見て設定してください)

ジャンパーの抜きさしにはラジオペンチを使いましょう!

(右図のように抜き差しして設定します)

 

 

 

 

(ASUS P5A)  (DCS P2BXA)

(IWILL XA100PLUS)

SLOT1の場合はBIOSで設定するM/Bもあります(ABIT BH6AOPEN AX6BCなど)

C.その他のタイプのCPU取り付け(SOCKET370、SLOT1)            

 SLOT1タイプのCPUは基盤のプラグ部に切り込みがあるのでそこをマザーボード上のスロットに合わせます。
 CPUスタンド、リテンションキットは、M/Bにより種類が異なります。それぞれのマニュアル、注意書きを参照して組み立ててください。→                              
A.CPUファンを取りつける

1.CPUファンの両端の止め口をソケットの引っかける所に固定します。

2.CPUファンの電源ケーブルをマザーボード上のコネクタに差し込みます。(FANなどとマザーボード上に書いてあります)

 

 

3.PentiumU(リテール)などはファンとCPUが一体化されていますが、ファンケーブルは別の袋に入っていますので、ファンケーブルをCPUおよびM/Bのコネクタに接続するのを忘れないでください。

ファンが回っていないと発熱でCPU、マザーボードが壊れます!!

 

  Aメモリをマザーボードに差し込む

メモリには向きがあります。接触部分に隙間が空いているので、同様にマザーボードの出っ張りにあわせます。正しい向きで、しっかり奥までさしてください。
 
 
 
この段階でVGAを取りつけ 8.トラブルシューティング にある動作チェックをかけてみることをおすすめします。
2.ケースに取り付ける前に
取り付け前の準備 
ケースカバーの外し方はケースによって違います。

 (拡張スロットカバーの取り外しはTW777CA−Hのみです) 

 ※ケースのエッジなど金属部分で手をケガしないように注意してください!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  1. ケース不要部の除去
                            
まずケース不要部分を除去します。本体カバーを取り外した後、5インチドライブベイと3.5インチドライブベイのカバーをあけて、金属シャーシ部分のパンチプレス板をラジオペンチで取り外します。
 
ケースによっては、先に裏側からプレス板を取り除いてから、ドライブベイのカバーを外したほうがやりやすいでしょう。(今後増設を考えているなら、全部外しておきましょう) 
 

ケースによっては、拡張スロットの部分がパンチプレスのまま、穴があいていないものがあります。予備のプレートがついていないものは、必要なカードの分だけパンチプレス板を取り除いて、あとはそのままつけておきます。(全部外して別売りのスロットカバーを取りつけても良いでしょう)

 
 
TW777CAケースはポートのカバーにUSBコネクタの穴が開いていないので使用する場合は穴を開けます。
 

 バリがケースの中に残らないように良くケースを振って金属片を払い出してください。金属片はマザーボードの回路をショートさせ故障の原因になります!!
 
 
 
ネジの種類
 

 
 
 
 
 ネジ、スペーサー類はケースの付属品です。皿にネジを出して、インチネジとミリネジを振り分けて下さい。
インチネジとミリネジは、径の太さとネジ山の間隔を見て判断して下さい。(下図参照)
インチネジ(太くて短いもの):HDDやISA・PCIカードの固定用
ミリネジ(細くて長いもの):FDDやCDROM固定用
 マザーボードを止めるネジ(スタンドナットに止める)は大抵ミリネジか特別に用意されているものを使います。
 それぞれ使用するねじが決まっていますので無理矢理固定しようとすることはやめましょう。ネジの止め方は、とりあえずネジを
少しずつまわして、入るネジを確認してから固定しましょう。同じケースでも個々の留め具の数が違うので、次章を参照して取り付
ける個所を決定してください。
 
3.マザーボード(M/B)をケースに取り付ける
※ケースのエッジで手を切らないように注意しましょう。

 @ MBをケースに取り付けます。このとき、ケースからMBを取り付ける板(マザーボードブラケット)を取り出して作業した方がやりやすいです。

Aケース側にMBスペーサーを取り付けてからMBを固定する。(スペーサーをつけないでショートさせてしまいM/Bを壊すことが多々あります)

 
ケースに付属するマザーボードの留具は複数あります。まずマザーボードをマザーボードブラケットの上に置き、固定する穴の位置を確かめ、止め具を取りつけます。通常は長辺3箇所×2の計6箇所をとめます。それ以外の箇所には何も止めないでください。(下図参照)
 ロックナットはブラケットにとめた後に、ミリネジでマザーボードを固定します。
プラスチックのネジつきスペーサーは、ブラケットにねじ込んだ後、上からマザーボードをはめ込むと、先端部分が広がって固定します。プラスチックのスペーサーは、下から穴を通してブラケットに取り付け、マザーボードをはめ込み同様に固定します。最後にマザーボードブラケットをケースに取り付けネジでしっかり固定します
 
 
  
4.HDD・FDD・CDROMをケースに取り付ける
ドライブの取りつけ作業
  1. HDD・CD−ROMは取り付ける前にジャンパーピンで、マスター、スレーブの設定をします。

 キットにはIDEケーブルが1本だけ付属しているので、ここではHDDをマスターに、CD−ROMをスレーブに設定します。(一本のケーブルに2台のIDEドライブを接続するには、一台をマスター、一台をスレーブにする必要があります。)ジャンパーは通常ドライブの後ろのコネクター部についています。
 
〔右図:ジャンパー設定、SAMSUNGの例)通常はデフォルト(メーカー出荷状態)で、マスターに設定されています。 例の場合、MA:マスター、SL:スレーブ、CS:ケーブルセレクトになります。マスターにするときMAにジャンパ−を挿し、スレーブにするときSLにジャンパを挿します。大抵ドライブの表面にジャンパー設定の一覧表が印刷されているので必ず参照してください。実際のジャンパー位置に(HDD裏面の基盤)に記号が印刷されているものがありますので確認してください。

 

 

 

2.HDDFDDCDROM各ドライブをケースに取り付けます。

  (特にHDDは衝撃を与えないように十分注意します…生卵を扱うように……)
ネジはひとつずつ軽く締めていって、左右合計4つ仮止めしたらドライブを前後にスライドさせ、位置が決まったら強く締めます。CD−ROMなどは上下2段のネジ穴がありますが、上の段のネジ穴にネジを取りつけると、トレーがネジに引っかかって、CDが出し入れできなくなることがあります。その場合は下の段のネジ穴にネジを取りつけるようにしましょう。3.5インチベイは、フロントパネルから見て左側に片寄っているので、右側のネジ穴にドライバが届きにくくなっています。先の長いドライバーの御使用をお勧めします。
  
キットではIDEケーブルが一本しかないため、HDDとCD−ROMを両方取りつけるには、ドライブの固定位置をうまくレイアウトする必要があります。M/BにIDEケーブルを接続して位置を確認してください。実際の配線は後の6.配線・動作確認必ず参照してください

 

 

5.VGAカード・音源カード・その他のカードを取り付ける

 

  1. マザーボードにはAGPバス、PCIバス、ISAバスの3種類があるので、AGPカードはAGPバスに、PCIカードはPCIバスに、ISAカードはISAバスに差し込みます。
               

 

 

 

 

 

 
接点の片側が浮いている場合がよくあります。どうしても片側が浮いてしまう場合は、M/Bのゆがみが原因なので、もう一度M/Bの取り付けをやり直します。
 
2.CPU・CPUファン・メモリー・カードが正しく取り付けられていることを確認後、ケースのフロントパネルから出ているスイッチコネクタをマザーボードに接続し、(マザーボードのマニュアルで位置を確認)電源スイッチ・リセットスイッチ・HDDアクセスランプ・パワーランプ・内部スピーカ−のみ接続します。
※その他のコネクタがついているケースでも、上記以外の接続は必要ありません。またアースはつなぐ必要はありません。
モニターに接続し、電源コンセントをつなぎスイッチを入れて画面が正常に映るか確認します。

 

 
XA100PLUSのスイッチコネクタ配置
電源スイッチとリセットスイッチは極性がないためコネクタをどちらの向きにあわせても問題ありません(挿しこむ2つのピン位置が間違いなければ)
HDDアクセスランプとパワーランプのコネクタは+−の向きがあります。
(裏面に△の刻印があるほうが(+)です)コードの色で見る場合、2本のコードのうち、色のついているほうが(+)です。(赤と白の場合:赤が+、白が−)両方色がついている場合はきれいな色が(+)で濁った色が(−)です。
(赤と茶色の場合:赤が+、茶色が−、緑と灰色の場合、緑が+、灰色が−)
なおHDDアクセスランプはIDEのハードディスクのみ点灯します。SCSIのHDDを使う場合はSCSIカードに挿してください。
(ピンの位置はSCSIカードのマニュアルを参照してください)。
  • 正常に画面が映らない場合、
  1. 各部品の接続状態(向きや完全に接続されているか)等を確認します。
2.CPUのクロック、倍率、電圧設定を確認します。
6.配線・動作確認
 
  1. HDD・FDD・CDROMそれぞれをM/Bとケーブルで結びます。IDEケーブルは1番ピンの接続を間違わなければ両端のコネクタをM/B、ドライブのどちらに接続してもかまいませんがFDDはフラットケーブルの一部がねじれているほうを必ずFDDに接続します。
(IDEケーブルの図には長いほうをM/Bへとありますが、一例として掲載しています)
 HDDとCDROMはM/B付属の幅広のフラットケーブル、FDDは少し細目のフラットケーブルを使用します。

 
 

 

HDD、CD−ROM
FDD
・FDDにはFDDケーブル(黒い36ピンの3.5インチFDD用のコネクターが3個:5インチFDD用の大きなコネクタが1ないし2個追加されているものもあります)(FDDケーブルの一部がねじれている側の3.5インチコネクタをFDDに接続します)
ケーブルの赤い線が1番ピンのほうに来るように接続します。
(マザーボード上に1と書いてあったり太線がある方が一番ピンです。HDD、FDD側は大半がドライブの内側が一番ピンです)。

・FDDには電源BOXから出ている幅のせまい4つ口コネクタのついた電源ケーブルを接続します
注意※FDDの電源ケーブルを一つずらしたり逆さにするとショートしてケーブルを溶かしたり、FDDを壊してしまいます。十分に注意しましょう。
 
  IDEドライブのコネクタ配置は製品によらずほとんど同じです。FDDは少なくとも上図2種類のタイプがあります。 よく配置をみて絶対に間違えないようにしましょう!特にFDDはケーブルの逆挿し、挿すピンの位置ずれに注意しください!!
 HDDとCDROMは一本のケーブルに接続させず、それぞれ別のケーブルを使用してM/Bに接続したほうが安定します。
(拡張IDEケーブルは別途ご購入ください) 
重要!!ここまできたら組み立て完了です。一度ケースを持ち上げて逆さにし、マザーボード上にネジなどが落ちていないか確認します。(パソコンごと落とさないように十分注意してください)
7.BIOS設定

電源を入れて画面が立ち上がり、メモリーチェックをしているあたりで“Delete”キーを押してBIOS設定画面に入ります。

 

まず BIOSを初期化します。 “↑”“↓”キーでメニューバーを移動し、LOAD BIOS SETUPを選択します。“Enter”キーを押すと、小さなウィンドウが表示され初期化するかどうかをY/Nで聞いてくるので“y”キー、次に“Enter”キーを押します。初期化が終了するとウィンドウが消えますが、この状態で初期化されています。

(一般的設定箇所)項目の設定は、PageUPPageDOWNキーで変更されます。

STANDARD CMOS SETUP     ここで時計を合わせます。

     IDEの欄の、TYPEMODEはすべてAUTOで問題ありません。

BIOS FEATURES SETUP 

     BOOT SEQUENCEでA,C のように設定するとまずAドライブ(フロッピードライブ)から起動します。

最後に、SAVE EXIT SETUPを選んでEnterキーを押し、SAVE TO CMOS AND EXIT(Y/N)?のウインドウで を押してEnterキーを押すと、設定が保存されBIOS設定画面から出ます。

設定をキャンセルする場合は、Escキーを押して QUIT WITHOUT SAVING(Y/N)?の画面で を押してEnterキーを押すと設定が保存されずにBIOS設定の画面から出ます。  

なおCMOS CHECKSUM ERRORなどと表示され起動が停止してしまう場会、STANDARD CMOS SETUP の HALT ONをNO Errorsに設定します。

 

8.トラブルシューティング

目次

1.電源が入らない

2.電源は入るが画面が映らない

3.電源を入れると警告音がする

4.フロッピーを読み込まない

5.ハードディスクのトラブル

 

今までのサポート依頼された内容の多くはユーザーミス・接続ミスによるものです。

サポートを依頼される前にご確認ください。

 

1.電源が入らない

原因として考えられること

 @電源ケーブルが正常に挿さっていない

 A接触不良

 B電源ユニットの電圧切替が230Vになっている

 Cマザーボードを座金(スペーサー)なしにケースに取り付けている

もしくは余計なところにスペーサーを入れている

 D最終段階

@電源ケーブルが正常に差さっていない

 ATXの場合、ケースから出ているパワースイッチのコネクタをマザーボードの正しい位置に接続します。そして電源ボックスの12Vの電源コネクタをマザーボードについているカギ状のロックにカチッとはまるまで差し込みます。※電源ユニットによっては赤黒の細い線が出ているものがありますが、この線をマザーボード上の端子に接続することは絶対にしないで下さい。マザーボードその他を破損する恐れがあります。

A接触不良

特にフロッピードライブに接続する電源ケーブルが中途半端に差さっていると接触不良のため電源が入りません。 これらの問題を見分けるために電源ケーブルをマザーボードのみに差さっている状態にしてチェックします。

 B電源ユニットの電圧切替が230Vになっている

電源ユニット背面の電圧スイッチが230Vの設定になっていることがありますので115Vの設定にして下さい。

Cマザーボードを座金(スペーサー)なしにケースに取り付けている/

もしくは余計なところにスペーサーを入れている

これらはマザ−ボードの裏にある金属部分がケースの鉄板と接触してショートする。もしくは余計なところに差した座金とマザーボードの間でショートすることにより、電源が入らない現象です。 この場合通電しているマザーボードを損傷する恐れがありますので注意する必要があります。

 

 D最終段階

以上の項目をチェックしても電源が入らない場合は、CPU、メモリ、マザーボードをケースから取り外した状態で電源が入るかのチェックをしてください。

これでも電源が入らない場合は、CPU、メモリ、マザーボード、電源BOXのいずれかの不良の可能性があります。ほかに動作確認の取れたパーツがあればそのパーツを使ってどの部分の不良かチェックできます。

初期不良と確認されたらサポートセンターまでご連絡ください。

2.電源は入るが画面が映らない

原因として考えられること

@CPUが浮いている

Aクロック、電圧設定の誤り

Bビデオカードが浮いている

C最終段階

@CPUが浮いている

特にCeleronは差し込んだつもりでも途中までしか差さっていないことが多くあります。

またソケット7でも確認しないときちんと奥まで入っていないことがあります。

CPUをさし直して確実に最後まで差し込んでください。

CPU、メモリー、AGPのビデオカードは端子の金めっきが見えなくなるところまで押し込んでください。

Aクロック設定、電圧設定の誤り

特にソケット7のマザーボードはクロック、電圧の設定を間違えると電源が入りません。お使いのCPUの正しいクロック、電圧を確認の上ジャンパー設定を行ってください。

Bビデオカードが浮いている

 ビデオカードが浮いている場合ケースについている内部スピーカーのコネクタをマザーボードの所定の位置にさしておくと「ピーピ・ピ・ピ」と警告音がなります。メモリーが浮いている場合は「ピーピーピーピー」と警告音がなります。 この時は一度電源を切ってそれぞれビデオカード、メモリーをしっかりさし直します。マザーボードによってはしっかりさしたつもりでも刺さっていないことがありますので何度か確認してください。

C最終段階

上記方法でも画面が映らない場合は、画面の映る最低限の状態でチェックしてみてください。

(この時マザーボードをケースからはずし、厚めの本や紙の菓子箱、マザーボードの箱など絶縁体の上においてチェックしてください)

@マザーボードにCPU、メモリー、ビデオカードが正確に差さっている

Aマザーボードのクロック設定・電圧設定等のジャンパー設定が正常になされている

B電源ボックスから12Vのケーブルをマザーボードに正確に差している

Cパワースイッチを接続する

この条件でモニターに接続し、画面が映らない場合は、CPU、メモリ、マザーボード、電源ボックス、ビデオカード、のいずれかの不良の可能性があります。

ほかに動作確認の取れたパーツがあればそのパーツを使ってどの部分の不良かチェックできます。初期不良と確認されたらサポートセンターまでご連絡ください。

 
3.電源を入れると警告音が鳴る

「ピ−ピ・ピ・ピ」 VGAカードが浮いている

「ピー・ピー・ピー・ピー」 メモリーが浮いている

「ピー・ブー・ブー・ブー」 電源ユニット不良

4.フロッピーを読み込まない

 原因として考えられること

@ケーブルの逆差し

Aメディアの破損

BBIOS設定の間違い

CCPUのクロック設定の間違い

@ケーブルの逆差し

フラットケーブルは赤いラインが1番ピンにくるように接続します。マザーボードには”1”や太線で一番ピンの位置を指定しています。フロッピードライブは大半が本体の内側が一番ピンになっています。これを逆にする前面のランプが点きっぱなしになるのですぐに分かります。

 
電源ケーブルは1ピンずらしたりするとケーブルが発熱して融けます。

また電源ケーブルを逆さに差すとフロッピードライブを壊してしまいます。(チップが焦げるなど)ご注意ください。

フロッピードライブ用のフラットケーブルにはAドライブ、Bドライブ用のコネクタがあります。一番先端がAドライブ用です。

Aメディアの破損

フロッピーのメディアが壊れている場合”DISK I/O ERROR”や他のエラーによって読めません。

     この場合別の正常なメディアで試してください 

BBIOS設定の間違い

STANDARD CMOS SETUP で3モードサポートはDISABLEDに設定してください。(3モードのFDを接続していたとしても同様です)

BIOS FEATURES SETUP Boot SequenceでA,CのようにAドライブから起動するように設定します。                                           以上のようになっていないとフロッピーディスクを読みません。

CCPUのクロック設定の間違い

PUのクロック設定を間違えたり、故意にクロックアップしたりするとフロッピーディスクを読まないことがあります。

4.ハードディスクのトラブル

Q1.BIOSで認識しない

ケーブルが正常に刺さっているかを確認してください。 HDDも本体の内側に一番ピンがきます。またマザーボード側でも”1”や太線で一番ピンをあらわしています。フラットケーブルの赤いラインが一番ピンにくるように接続してあるか確認します。 また、電源ケーブルが奥まで刺さっているか確認します。

Q2.2GB以上認識しない(メーカー製マシンを除く)

FAT16では1パーティション(領域)では2GBまでしか認識しません。2GB以上認識させるためには大容量サポートを有効にさせます。FDISKの初めの画面でYを選びます。(これでFAT32/大容量サポートになります)

Q3. 増設してもBIOSで認識しない。

A IDEHDD場合、マスター・スレイブ等の設定をHDD自体に設定しないと動作しません。この設定はHDDごとに異なりだいたいがHDD自体に印刷されています。それを参照して設定してください。 SCSIHDD場合、ID番号の設定・ターミネーター(終端抵抗)の設定が必要 になります。ID番号は他のSCSI機器と重ならないように、また終端抵抗はSCSIケーブルの一番端についているSCSI機器に設定してください。

Q4 BIOSで認識してもWin95上でドライブが増えない。

A Win95(他のOSNTUNIX等でもそうですが)上でHDDを認識させるには領域を設定してやらなければいけません。Win95の場合の具体的な方法は DOSプロンプトでFDISKを使用して領域を確保し、その後フォーマットをします。

 

当店で販売したOSのみ動作保証・サポートいたします。                          他のOSは動作保証・サポートは一切できません。

OS関連のサポート(インストール方法・設定)は購入先や所定のサポート先へお願いいたします。

本体各部の説明(ケース:TW777CA―H)

       

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付属の電源コードの丸径のプラグは不要なのでペンチなどで折り取ってください。(力が必要です。ケガをしない様に気をつけてください。)

 

 

 

 

 

 

APPENDIX キットスペック専用ジャンパ設定等クイックリファレンス。

 

 

SLOT1 Celeron266モデルM/Bジャンパー設定

 

Socket7 Winchip200モデルM/Bジャンパー設定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※本キット専用のリファレンスです。必ずM/B付属のマニュアルも参照してください

 

SLOT1モデル(Celeron)の諸注意

バルクのCeleronCPUファンを取り付けます。(AAVIDの場合)(箱表面のマニュアルも参照してくださいその他のCPUファン(ヒートシンク)はそれぞれのマニュアルを参照してください。

ファンの裏側の金具を取り外します。

 

 

 

 

裏のシールをはがします。(シリコングリスが塗ってあります)万一はがれてしまったらシリコングリス(別売)を塗りなおします。

 

 

 Celeronのチップがファン裏面のシリコングリスに密着するようにあて、穴を合わせます。裏から@ではずした金具を取り付けなおします。

 

注意!!)ファンの留め金の裏(Celeron基盤に密着するほう)のシールを絶対にはがさないでください。基盤裏側のチップの端子に留め金が接触するとショートしCPUその他が壊れることがあります!

 

 

 

 

 

 

 

Celeronのチップとファン(ヒートシンク)のシリコングリスを塗った接点に、隙間ができないようにします。蛍光灯などにかざして隙間がないかチェックします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ElanVital CPUファンの取り付け方(補足):基本的には箱表面に記載されているマニュアルのやり方にしたがってください。このファンの取り付けにはコツがありますので参考にしてください。

 @.カバーからヒートシンクをはずします。

 A.Celeronをカバーに取り付けます。チップにシリコングリスを塗っておきます(本編1−@CPUの取り付け参照)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B.ヒートシンクをカバーの上の縁から5〜10mmのところにあわせ、両端(図の三角のところ)を上からぱちんと押し込みます。(爪がはまり固定されます)

C.ヒートシンクをカバーの上辺にスライドさせます。ヒートシンクがカバー上辺の3つの爪の下にくるようにします。最後にネジでヒートシンクとカバーを固定します。

(箱のマニュアル参照)

  

 IDEドライブジャンパー設定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

:IDEケーブル一本にHDDとCD−ROMを接続する場合。(本キットの仕様です:HDDとCD−ROMは別のケーブルにつないだ方がより安定します。その場合は両方マスターに設定します。拡張IDEケーブルは別売りです。)                                           

32xCD−ROM CRD−1332NIWのジャンパーピンは2列×5ピンですが、右から3つのMA/SL/CS位置はCDR−S240と同じです。

 

 TW777CA−H フロントパネル部スイッチ等コネクタ一覧

                                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 TW777CA−Hは、電源スイッチとリセットスイッチのコネクタが同じ表記(R/P SW)、同じ色のコードになっていて区別ができません。(上図を参照)電源スイッチから出ている青白のコードは電源スイッチです。

リセットスイッチ、HDDアクセスランプ、電源ランプはまとまってフロントパネル裏面の下の穴から出ています。間違いやすいのでご注意ください

(正しく接続しても起動しない場合は、電源スイッチとリセットスイッチを逆にするなど試してみてください)

 

 

 

PCIビデオカード Alliance AT25 3D                  ドライバインストール方法(Windows98)             

Alliance AT25 3Dビデオカードのドライバは、オートインストールでは入りません。付属のフロッピーディスク(VP-128 Windows 9X & NT Driver Disk)をFDDに挿入し、別紙VGAカードドライバインストール方法(Windows98の、“画面のプロパティからインストールする方法”を参照してインストールしてください。参照は次の表の通りです。

VGA-2追加

VGAカードの型名

ドライバのあるフォルダ

ドライバの名称

Alliance AT25 3D

A:\win9x

Alliance Pro Motion